唯一の武器であるたっぷりある時間を十分使う (佐々木 博)

2010/04/01

平成21年5月に64歳で定年退職し、10月からアークの日本語教師養成講座を受講 開始しました。平成22年3月アークの検定試験セミナーに参加。「これから毎日1時間以上勉強すること」との言葉に1日1時間ならできるだろうと思い(なにしろ年金生活者は時間だけはいっぱいある)受験の意志を固めました。

(1)7月の検定演習科スタートまで
6月末までに養成講座の理論は全部修了しましたが、受験準備としてはアークの「合格水準問題集」やアルクの「合格するための本」などで試験内容をチェックする程度でした。このころは日本語と日本語教育の魅力にとりつかれ、図書館の本やインターネット関連サイトに夢中でした。常用漢字の書き順の復習で,自分の名前の書き順を間違って覚えていたことを発見したのもこの時期でした。

(2)7月検定演習科が始まってから
週次ベースの計画をたてました。毎週自分の弱点の反省をし、翌週には弱点の部分を多く勉強する計画にしました。

①使った参考書等は以下の通りです。
過去問(平成15年から平成21年まで)、アークの「合格水準用語集」「合格水準問題集」「聴解音声特訓プログラム」「合格水準問題集聴解編」、検定演習科資料、養成講座で使った教科書・参考書・授業ノート。アルクの「合格するための本」「記述式問題50」「どこでもアルク」、「月刊日本語」。模擬試験の問題、関連インターネットなど。

あまり手を広げない方が良いとの意見もありますが、私の場合は9月までは上記以外にもたくさんの参考書等を利用しました。

②過去問などは5回以上、聴解はそれぞれ20~30回はやりました。「どこでもアルク」は時間ができればいつもやっていました(電車の中や夜寝る前など)。

③自分の弱点であった「文法」と「音韻・音声」は繰り返し授業を受講しました。

④NHKのニュースで自分と違うアクセントがあった場合はすぐアクセント辞典で確認しました。(地方出身なので共通語アクセントに自信がなかったため)。

⑤9月には自分で試験対策暗記用ノートを作成(A4で70ページくらい)、最後の1ヶ月はこの暗記用ノートの徹底的暗記と苦手であった聴解(音痴ですから)を集中的に勉強しました。

理解力と暗記力の劣る高齢者は唯一の武器であるたっぷりある時間を十分使うしかないと思い、毎日5時間以上勉強しました。幸い、12月18日に合格通知を受け取ることができましたが、これはアークの諸先生の熱心で親切なご指導のおかげと感謝しています。

佐々木 博さん

日本語教育能力検定試験
第24回 平成22年度 合格