用語名

留学生受入れ30万人計画

りゅうがくせいうけいれさんじゅうまんにんけいかく

用語詳細

2008年初頭,福田康夫内閣は留学生受入れ30万人計画を提唱した。2020年には来日する留学生を30万人まで増やそうとの趣旨である。背景には,世界の留学人口の増加がある。2000年には世界全体の留学生数は200万人であった。世界を行きかう人々が増加し,2020年には世界の留学生総数は600万人になると想定して,その5%30万人を日本で受入れようとの発想である。
そのために,いくつかの方策がとられている。たとえば,全国で30の国際化拠点大学グローバル30)を定めて予算を配分する。英語による教育を推進する。また,文部科学省と経済産業省が連携して,特にアジアの優秀な留学生を受け入れるとの産学連携教育(アジア人財資金構想)なども動いている。

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