海外通信ワールド編第4号 | 日本語教師養成講座のアークアカデミー

第4号　2011.01.07

卒業生の皆様、在校生の皆様、明けましておめでとうございます。 昨年8月に赴任して、前期は専科（短大）日本語科の1年、2年、3年の会話を担当しました。後期は、1年の会話、2年の聴解、2年の日本事情を担当予定です。

青島は、前に海、後に山がある中国人に人気の土地で、リゾートマンションがあちこちで建設されています。中国はほとんどの大学が全寮制で、濱海学院も1万8千人の学生と教員が同じ敷地内で生活しています。この学院は規則が厳しいので有名で、学生は日曜日以外は外出できませんし学内での飲酒もできません。但し、教職員は別です。朝6時に起きて一斉にジョギングをし、夜10時半の消灯までスケジュールが決まっています。学生は皆まじめで素直です。

中国は国立の有名大学、国公立大学、そして私立大学と学力順に振り分けられてきますので、私学の短大はそれなりの学力レベルとなります。

ここに赴任して一番苦労しているのは、生活面です。宿舎が1990年代の建物で、あまり出来がよくないため、設備の故障が多く、その都度時間を取られます。 興味がある方は、私のブログをご覧ください。（http://manofone-tenth.at.webry.info/）

私事ですが、前期終了時に学院から、優秀外籍教師の賞をいただきました。アークで学習したことを基本に授業を行った結果ですので、皆様も自信を持って海外日本語教師に挑戦してください。 皆様にとって今年一年が良い年でありますよう。