絶対合格! (匿名)
2013/04/01
アークアカデミーを選んだ理由は2つあります。本屋でアークが出している本を多く見かけ内容もわかりやすかったので日本語教育の実績があると思ったこと、検定試験対策の問題集も出していて、合格実績が高かったことです。入学手続きをする際、半年で勉強して合格できるかとスタッフの方に聞いたら、そういう人もいるとおっしゃったので、「私もできる!」とその時信じて入学手続きをしました。授業で先生に質問をすることは私にとって必須なので、理論講座を履修しました。
4月から授業を受け始め、疑問に思ったことはすぐに先生に聞くようにしました。学んだことは全て消化するため、復習は当日、遅くても2,3日中には必ず行いました。メモ帳に学習したことを2色で書きとめ、電車の中など空いている時間に何度も見るようにしました。科目によっては、情報が大量の場合があり、メモ帳に書くのにとても時間がかかり、手が痛くなるほどでした。
5月初旬には検定演習科の模擬授業があり、参加しました。問題を見ると解らないものばかりで、心配しました。アークが出している「新合格水準日本語教育能力検定試験問題集」もやってみましたが、難しい問題ばかりでほとんど正解できませんでした。しかし先生方の「まだ間に合います」という言葉を信じて勉強し続けました。教室には検定合格者の名前がいつも掲示してあります。「私も必ずあそこに名前が載る!」とよく自分を鼓舞していました。私は単語集は買いませんでした。学んでいないものを覚えようとすることは私には困難なので、学んだことを確実にするためメモ帳に記入して覚えていく方法をとりました。メモ帳はコンパクトなので、どこにでも持ち歩けます。メモ帳を見ない日は無いほどとにかくどこでもメモ帳を見て勉強していました。半年間この学習スタイルを続け、メモ帳は10月までに9冊になりました。
7月から検定演習科が始まりました。オリエンテーションで「1ヶ月目は基礎期、2ヶ月目は充実期、3ヶ月目は復習期」として計画を立てるよう先生が説明してくださり、実践しました。先生方は日本語教育のプロですから、いつもわかりやすい解説でした。理論講座と平行して受講していたので、まだ理論講座で習っていない事も演習科で出てくることもありました。解らないところは先生に質問して、理解するようにしていました。とにかく学んだことは確実にするよう復習は欠かせませんでした。メモ帳も利用し続けました。
9月初旬、アーク主催の「全国統一公開模擬試験」を受験しました。10月の本番の予行演習ですので、大変役立ちました。合格率20%に入るかどうかもわかります。時間配分の仕方、休み時間の過ごし方なども把握することができます。結果は、驚きましたが、とても良かったので、このまま同じ勉強スタイルでいこうと思え、自信になりました。
10月に入り、「復習期」になりました。1週間に3年分の過去問を解くと同時に、検定演習科の問題集も全て解きなおしました。それを3週続けました。過去問には初めて見る用語も出てきます。そういう時は、アークのホームページ「日本語教師のページ」の「用語集」に行けばわかります。それでも解らない時は、インターネットで論文を探し、用語解説を見つけます。
記述対策は、推薦書を読んで、記述対策の授業で十分でした。
聴解対策は、アークの理論講座で使用したテキスト「聴解・音声特訓プログラム」を復習期にやりました。とにかく弱点をなくすよう勉強しました。
10月27日試験当日、難しい問題ばかりで、試験後は出来なかった問題ばかりに目が行き、合格できるか心配しました。家に帰ると、勇気を出してすぐ答えあわせをし、ほぼ7割とれていることがわかりました。合格通知がくるまで、少しの不安がありましたが、12月下旬、合格通知が届き、一安心しました。
4月の時点で、検定試験の問題をほとんど解けなかった私ですが、半年間の勉強で分かるようになり合格しました。アークアカデミーの皆様のご支援に大変感謝しております。有難うございました。これから検定対策をされる方々、諦めずに頑張ってください。
匿名