No.119 楽しき同窓会 | 日本語教師目指すなら日本語教師養成講座、日本語教育能力検定試験対策のアークアカデミー

No.119 楽しき同窓会

2020/02/05

昨年末の某日、久しぶりに日本語教師養成講座時代の仲間4人で集った。講座を修了したのは1997年の秋だから、既に20年を超える長い付き合いになる。以前、私が海外で暮らしていた頃には、年1回の帰国に合わせて飲み会を開いていたが、それぞれに忙しいこともあり、何より「いつでも会える」という安心感から、最近は全員で集まる機会がなかったのだ。


「久しぶりに会いませんか」というメールが届いたのは、10月に入った頃だった。声をかけてくれたのは一番忙しい日々を送っているのではないかと思われるAさんだった。そこからは、みんなの都合を聞いて日程を決め、それぞれの場所の希望や、苦手な料理はないか等を聞き、早々に店とコースを予約。Aさんのスピード感ある見事というしかない手配のおかげで、無事5年ぶりに顔を合わせることができ、おいしいランチとともにおしゃべりを楽しんだ。


養成講座は1年コースで、同期は20名ほどだったと記憶しているが、修了者の中には日本語教師とは全く別の仕事に就いた人たちも少なくない。が、今回集まった私以外の3人も、修了後からずっと現在まで、日本語教育の現場で現役として頑張っている。もっとも、その「現場」は日本語学校のみならず、技能実習生プログラムなど、4人とも異なる。ゆえに、おしゃべりは貴重な情報交換でもあり、お腹も気持ちもたっぷり満たされた。


実は、その中の1人は、私がベトナムで日本語を教えるきっかけをくれた存在で、同じ時期にハノイに赴任していたことがある。彼女は、現地でベトナム語を勉強し身につけていたが、私は早々に挫折。だからというわけではないが、一緒にイギリス人の先生から英会話のレッスンを受けていたりもした。もちろん、食事をしたり、買い物をしたり、そしてベトナム国内を旅行したりと、私のベトナム生活において頼れる存在だった。すべては、20年ちょっと前の養成講座から…初心を忘れないためにも、この縁を大切にしていきたいものだと改めて思う。


ところで、同窓会の少し前に別のランチ会があり、それは私が幹事を務めた。ネットの予約サイトで某中華料理店の「ふかひれスープと北京ダックコース」を選択。久しぶりのふかひれスープに胸を躍らせていた。が、なんと店のスタッフが、他のテーブルとコースを間違えるミスが発生。予約した内容より、ぐっと手頃な料理を出されてしまったのだ。後で思えば、北京ダックはたった1切れ、ふかひれもスープではなくチャーハンだった。支払いまで気づかなかった私も悪いが、まさかそんなミスが起きようとは思わなかった。養成講座の同窓会は「今後、年2回は集まろう」と約束して別れた。私が幹事を務める際には、心して任務を全うしたい。



essay2017001