【第13号】 台湾 台北市南港社区大学 樋口 昌夫先生 | 日本語教師目指すなら日本語教師養成講座、日本語教育能力検定試験対策のアークアカデミー

【第13号】 台湾 台北市南港社区大学 樋口 昌夫先生

2019/07/19

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420時間総合コース
2017年4月期生
樋口 昌夫さん

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授業の様子

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学習者と

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修了パーティー

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学習者からのプレゼント

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たけのこの刺身

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台北101

【第13号】2019.07.19

2017年の春のアークでの講座が終了してから、台湾に居住すると同時に日本語教師を始めました。当初は補習班(外語スクールみたいなもの)で教えていましたが、現在は市内の市民大学で旅行会話や入門、初級レベルの日本語を教えています。参加者は1クラス20名から25名くらいで、参加者の年齢層も高校生から70歳代、学生から社会人、主婦、退職者と幅広いです。親日的な人も多く学習熱心な方も多いので、教える環境としては恵まれているほうなのかなと思います。

話し好きで積極的な方も多いですから、授業中、中国語での質問もよくでます。最近は学生の方から日本語での冗談もよく出るようなりました。わたしがうまくポイントを伝えることができないときは、その答えを理解した学生が中国語で他の学生に説明してくれたり、「いま授業に関係ないことは質問しないほうがいい」と年長の学習者が困った学習者を戒めてくれたりして、驚くこともあります(笑)。そのときわからなくても、最後にはかならず私のほうで答えるようにしていますが・・・

学習者のレベルも本当に様々なのですが、学習経験が長くても、正しく発音ができていないケースがよくあります。実際に日本人であるわたしと話をしてみて、わたしに通じないためにショックを受ける人もいます。わたしは、学生に正しい日本語の発音をまずしっかりと覚えてもらい、ゆっくりでも自らはっきり話すことができるよう、そしてどうやったら楽しんで学習してもらえるか、そのためには自分の教師としての技量を常日ごろからもっと上げられるよう努力しなければいけないと感じます。

授業では、ときに日本語での説明が無理になることがあります。ただわたしが中国語を使う際は、学生が本当に理解できる中国語なのかどうか、台湾人の家内と十分確認してから使うようにしています。そのせいもあって、授業の準備にかける時間は、相当なものがあります。日本語と中国語、そして眼精疲労との闘いでたいへんな毎日です。ただ学生が理解できるようこちらが用意周到、準備万端であれば、そのことをあえて見せなくても、学生が何らかの形で応えてくれているような・・・そんな気がします。(そうでないときもありますが)

日本語の教師になって本当によかったなーと思っている今日このごろです。アークの先生方、同期のみなさんありがとうございます。わたしは幸せです。