日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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形態・語彙体系

登録日

2016年05月24日

問題

*この問題は2009年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。

 

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

 現在、日本語として使われている語は、すべてが日本で生まれたわけではない。過去に外国から入ってきたものも数多くある。その語がどこから来たかという出自で分類したものを語種という。日本語の語種は「和語」「漢語」「外来語」「 1 」の4種に分けられる。その中で、外来語は外国語から入ってきたもので、漢語以外のものを指す。江戸時代以前には、ポルトガル語やスペイン語から、江戸時代にはオランダ語から、近代以降は、広くドイツ語、フランス語、イタリア語、英語、ロシア語などからも取り入れられた。

 

問1文章中の「 1 」に入る最も適当なものを選べ。
 1 混種語2 借用語3 派生語4 複合語
     
問2文章中の下線部に由来する語を選べ。
 1 ビール2 コーヒー3 テンプラ4 メリケン
     
問3和製漢語の例として不適当なものを選べ。
 1 火事2 大根3 哲学4 餃子

 

解答

問1

1

問2

3

問3

4

問題解説

問1

混種語とは、和語・漢語・外来語のうち、互いに異なる語種に属する二つ以上の要素が結合して出来ている語のこと。

問2

1、2はオランダ語起源。メリケンはAmericanから転じたもの。メリケン粉。

問3

4は近代中国語の音による語で「餃子、面子(メンツ)」などは外来語とされている。

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