日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題
検索カテゴリー
形態・語彙体系
登録日
2012年10月09日
問題
次の文章を読み,下の問いに答えよ。
語基に一つ以上の接辞が結合してできた語を ㋐ という。これは二つに分けられる。
一つは「お金」「か細い」のように語基「金」「細い」の前に接頭辞「お-」「か-」が結合してできたものである。
もう一つは「私たち」「自己流」のように語基「私」「自己」の後に接尾辞「-たち」「-流」が結合してできたものである。
㋐ の品詞は,「不,無,未,非」などの漢語系接辞を除き,普通, ㋑ 。
問1) |
文章中の ㋐ に入れるのに最も適当なものを,次の1~4の中から一つ選べ。 1. 派生語 2. 混種語 3. 借用語 4. 複合語 |
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1. おかし 2. おこめ 3. おてら 4. おひれ |
解答
問1) 1
問2) 2
問3) 4
問4) 4
問題解説
問2) 寒い(イ形容詞)→寒がる(動詞)となる。
問3) 「辞」とは元々単独で使われることはない。
問4) 「おひれ」→「尾ひれ」であり、この「尾」は接頭辞ではない。