日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題
検索カテゴリー
言語教育法・実技(実習)
登録日
2012年12月18日
問題
文法訳読法は,その欠点を多くの人に指摘され,それを改めるためにさまざまな教授法が提唱されることになったが,一方で現在でもかなりの国で用いられている教授法である。
その理由として不適当なものを選べ。
- 学習者の人数に関わらず比較的効率的に授業を行うことができるから。
- 当該外国語がある程度読めさえすれば,誰でも指導することが可能であるから。
- 学習者が自律的に取り組む習慣が身につくので,運用力向上が期待できるから。
- 知的レベルの高い学習者が,内容の濃いテキストを精細に読み解くのに向いているから。
解答
3
問題解説
3の運用力向上が期待できないことで多くの教授法が提唱された。