日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題
検索カテゴリー
文法体系
登録日
2015年12月08日
問題
*この問題は2007年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。
次のそれぞれについて、【 】内の観点から見て、他と最も性質の異なるものを選べ。
問1) 【受け身文の種類】
- ポチはみんなに愛された。
- 子どもが犬に助けられた。
- 見知らぬ人に話しかけられた。
- 父は母に玄関の鍵をかけられた。
-
係りの人からメッセージを渡された。
問2) 【連体修飾節の主語】
- 火災が起きる危険
- パンが焼けるにおい
- 田中さんが書いた論文
- 一般市民が死傷する事件
- 彼女が離婚したという話
解答
問1) 4
問2) 5
問題解説
問1) 4. は間接受身文で,受動文の主語の「父」が能動文の格成分として含まれない。
問2) ガとノが交替可能かどうかで,5. のみが不可。「という」があるときは,ノに交替できない。