日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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言語教育法・実技(実習)

登録日

2015年08月25日

問題

*この問題は2006年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。

次のそれぞれの問いにこたえよ。

問1)

聴解における認知プロセスを重視した指導の仕方で、他と異なるアプローチのものを選べ。

  1. ミニマル・ペアの聞き分け練習をする。
  2. 絵やイラストなどの視覚情報でヒントを与える。
  3. 音声を聞かせる前に、学習者の背景知識を充分に与える。
  4. 全体的理解から意識的に語や単音の知識を導く練習を行う。

問2)

読解指導についての記述として最も適当なものを選べ。

  1. 精読を目的とする読解指導の一つにスキミング活動がある。
  2. トップダウン処理を促進する方法としては、精読が一般的である。
  3. 速読・多読を目的とする読解指導の一つにスキャニング活動がある。
  4. ボトムアップ処理を促進する方法としては、速読・多読が一般的である。

 

解答

問1) 1
問2) 3

問題解説

問1)

音声情報から意味理解へ向かうボトムアップの指導になっている。他はトップダウン処理の指導である。

問2)

スキミング(大意取り読み)もスキャニング(探し読み)も共に速読系の活動。なお、精読はボトムアップ処理を促し、速読・多読はトップダウン処理を促進する。

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