日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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総合問題

登録日

2016年06月21日

問題

*この問題は2007年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。

次の文章を読み、各問いに答えよ。

問1)

人間の長期記憶に転送するために行うリハーサルの例として、不適当なものを選べ。

  1. 新出語彙を何度も復唱して覚える。
  2. 新出語彙を母語で語呂合わせをして覚える。
  3. 語彙の系列を記憶するとき、語彙を結びつけて、物語を作って覚える。
  4. 複数の語彙を記憶するとき、それらを結びつけたイメージを作って覚える。
     

問2)

オーズベルは、発見的に学習させるのではなく、また、条件づけや機械的な学習とも異なる理論を提示した。それは、適切な先行オーガナイザーの導入によって、新しい学習が認知構造内に無理なく取り入れられるとする。この学習を何というか。

  1. バズ学習
  2. プログラム学習
  3. 有意味受容学習
  4. ニュートラル・ネットワーク

 

 

解答

問1) 1
問2) 3

問題解説

問1)

これは、長期記憶に転送する精緻化リハーサルではなく、短期記憶に忘却を防ぐための維持リハーサルである。

問2)

オーズベルは、ブルーナーの発見学習に対して、学習者の認知構造に適合するよう学習内容を伝えるべきであるということから有意味受容学習を強調した。

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