日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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言語教育法・実技(実習)

登録日

2004年06月03日

問題

次の文章を読んで、後の各問に答えよ。

言語学習にはさまざまな方法があり、どのやり方が最も優れているというような画一的な評価ができるというものではない。例えば、①「コミュニケーションを文法・語彙・表現などの細かい要素に分け、教室ではそれらの一つ一つを基本的なものから積み上げていって、その後にそれらを統合的に使用させる」という方法がある。
それとは別に、前述のようにまず学習、次に使用といった形で二段階にわけず、②「最初から学習者にタスクとしてコミュニケーションを経験させる中でコミュニケーション能力をシステムとして作り上げていく」という考え方に立った方法もある。
「教師が命令文に従う動作を見せ、次に学習者に同様の動作をさせることによって、その命令文の意味を理解させ、実行させ、次第に命令文の種類や内容を拡大していく中で、学習者の聴解能力を育て、その延長として他の言語技能も獲得させる」という方法をとるものもある。
 

(1) ①、②のようなシラバスを何というか。

 機能シラバス構造シラバス話題シラバス課題シラバス
 技能シラバス場面シラバス    



(2) ①、②、③の方法を中心的に取り上げる外国語教授法を選べ。 
 a コミュニカティブ・アプローチ
 b サイレント・ウェイ
 c オーディオ・リンガル・アプローチ
 d サジェストペディア
 e トータル・フィジカル・レスポンス・アプローチ
 f  コミュニティ・ランゲージ・ラーニング

解答

(1) ① b  ② d
(2) ① c  ② a  ③ e

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