日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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登録日

2005年01月27日

問題

次の文を読んで、空欄に入る適切なものを一つ選べ。

 ある出来事を言い表すのに、その発話時点のことを言うのか、未来のこととして言うのか、過去のこととして言うのかによって、述語が規則的に変わる時、そのような法則を( ① )という。
 言語の中にはこの①の規則をもっぱら副詞や名詞で表す( ② )のような言語も存在する。日本語ではル形とタ形でこの規則を表すことが多いが、ル形が未来を表すものに( ③ )がある。
 

① 1.テンス   2.ヴォイス   3.コピュラ   4.アスペクト

② 1.タイ語   2.英語   3.チベット語   4.ネパール語

③ 1.名詞文
   2.形容詞文
   3.動作性の動詞文
   4.状態性の動詞文

解答

① 1
② 4
③ 3

問題解説

① 「コピュラ」とは「~です」・「~」に当たるもので、繋辞とも呼ばれる。
③ 「ご飯を食べる」のように、動作性の動詞の場合はル形(言い切りの形)でもって、未来の事象を表す。現在の事象を表す場合には「~ている」の形を用いる。

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