日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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総合問題

登録日

2006年10月04日

問題

次のそれぞれについて、【 】内の下線部のような間違いを犯した学習者に対して文法的な説明をする際、用いる例文として不適当なものはどれか。

 

問1)【去年まり子を結婚しました。】

  1. 昨日、友だちと会いました。
  2. 阪神は中日と優勝を争った。
  3. 旅行の日程を業者と相談しました。
  4. 先週、彼女とサッカーを見に行きました。

 

問2)【公園で子どもが泣きます。】

  1. 鳥が空を飛んでいます。
  2. 玄関のドアが閉まっています。
  3. マラソン選手が箱根を走っています。
  4. 太郎は、今テレビゲームをしています。

 

問3)【お腹がすけば、死にそうです。】

  1. 明日は忙しくて、行けません。
  2. 雨に降られて、外出できません。
  3. 食堂に入って、カツどんを注文しました。
  4. 太郎は風邪をひいて、学校を休みました。

解答

問1) 4
問2) 2
問3) 3

問題解説

問1) 4は共同行為(~といっしょに)を表す。それ以外は相互行為(相手がいなければ成り立たない行為の相手を「と」で表す)を表す。

問2) 2は結果の状態。それ以外は動作の継続。

問3) 3は順次動作。それ以外は原因・理由。

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