日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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総合問題

登録日

2006年11月22日

問題

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問1)

教育のあり方をめぐる対立した概念の一つであるが、これは、知識・技能を習得する能力そのものを育もうとするもので、古典や数学などを学ぶことで形成された能力が他の領域に転移することを前提にしている立場である。

  1. 成熟説
  2. 形式陶冶
  3. 実質陶冶
  4. 相互作用説

 

問2)

教育心理学における心理行動の一つで、ローゼンタールらは、教師が児童・生徒に対して持っているいろいろな期待が、彼らの学習成績を左右することを実証した。

  1. プラサボ効果 
  2. ホーソン効果
  3. ピグマリオン効果 
  4. プライミング効果

 

解答

問1) 2
問2) 3

問題解説

問1)

形式陶冶は学習内容の習得よりも、それを手段として精神的諸能力(記憶力、創造力、問題解決能力、判断力、推理力、…)の形式的な側面の育成を重視する。これに対して、実質陶冶とは、実質的な知識・技能の習得をいう。

問2)

教師が期待をかけた生徒と期待をかけなかった生徒の成績の伸びを比較したところ、期待をかけた生徒のほうが高い伸び率を示したということから。

 

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