日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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言語教育法・実技(実習)

登録日

2008年01月24日

問題

次のそれぞれの問いにこたえよ。

問1)

作文指導におけるアカデミック・ライティングの特徴として最も適当なものを選べ。

  1. 形式や文法を気にせず、手を休めることなく書き続ける。
  2. 読み手の期待に合致した論理の組み立てやスキルを習得させる。
  3. 書き手の書くプロセスを重視して加筆や修正、削除が繰り返される。
  4. モデル・パラグラフの構造を分析し、その構造を模倣して新たに書かせる。
     

問2)

ポートフォリオ評価の特徴として不適当なものを選べ。

  1. 自己の成長に関する自己意識が高まる。
  2. 自己評価に伴う内省によって自立的な学習が促進される。
  3. 収集された資料が取捨選択され、評価のために活用される。
  4. 評価面での役割の変化に伴って、教師の負担感が軽減される。

解答

問1)2
問2)4

問題解説

問1)

アカデミック・ライティングが他の作文指導と決定的に異なる点は、読み手を重視するということである。

問2)

教師の負担感は増加する。ポートフォリオ評価は自己評価を基本とするが、教師は各学習者の「学び」に寄り添う形で継続的な支援を行わなければならない。学習者の数が多い場合は実施が困難である。

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