日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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総合問題

登録日

2008年02月27日

問題

次のそれぞれの問いにこたえよ。

問1)

オックスフォードの言語学習ストラテジーのうち、間接ストラテジーの特徴として不適当なものを選べ。

  1. 練習の機会を得るために目標言語話者と友達になる。
  2. 自分の学習をモニターし、必要があれば調整を加える。
  3. 言語の学習過程で起きる出来事や感情について日記をつける。
  4. 足りない知識を補うために言語的あるいは非言語的な手掛かりを使う。
     

問2)

次のような潜在記憶に関する実験で、先行刺激によって一般に認知の速さや正確さが促進されることが判明している。この現象を何と呼ぶか。

先行刺激として「しんりがく」という単語を提示された被験者が、その後、「し○り○く」という単語完成テストを行うと、最初に「しんりがく」という単語を見ていない被験者に比べ、単語完成テストの正答率がよくなる。

  1. ハロー効果
  2. スリーパー効果
  3. ピグマリオン効果
  4. プライミング効果

 

解答

問1) 4
問2) 4

問題解説

問1)

4. は直接ストラテジーの一つで補償ストラテジーという。

問2)

プライミング効果とは、先行して単語や図形が提示してあったときのほうが、認知の速さや正確さが促進される現象である。

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