日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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文法体系

登録日

2015年12月29日

問題

*この問題は2007年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。

 

次のそれぞれについて、【 】内の下線部のような表現をした学習者に対して、文法的な説明をする際、用いる例文として不適当なものを選べ。
 

問1) 【携帯電話をかけるまま道を歩く。】

  1. 左右を見ながら横断する。
  2. メモを取りながら話を聞く。
  3. ラジオを聞きながら勉強をする。
  4. 悪口を言われながら少しも怒らない。
     

問2)  【母に友達のメール見られた。】

  1. スリに財布盗まれた。
  2. キムさんに時間聞かれた。
  3. 先生に料理ほめられた。
  4. バスの中で誰かに足踏まれた。

解答

問1) 4
問2) 2

問題解説

問1) 1. ~3. は同時並行動作を表すが、4. は逆接を表す。
問2) 1、 3、 4 は能動文のノ格補語が受身文の主格になったものだが、2. は、ニ格補語が主格になっている。

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