日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題
検索カテゴリー
言語教育法・実技(実習)
登録日
2005年08月25日
問題
問1 オーディオ・リンガル・アプローチ
1 内観法
2 誤用分析
3 習慣形成説
4 機能シラバス
問2 GDM(Graded Direct Method)
1 第一言語習得過程
2 帰納的アプローチ
3 オペラント条件づけ
4 ゲシュタルト心理学
問3 CLL(Community Language Leaning)
1 ゲーム理論
2 人間学的心理学
3 機械論的アプローチ
4 パターン・プラクティス
解答
問1 3
問2 4
問3 2
問題解説
問1) | オーディオ・リンガル・アプローチは、「言語は習慣の形成である」という主張のもとに、構造主義言語学と行動主義心理学をベースに、機械的な口頭練習による教授法を策定した。 |
問2) | GDMは、帰納的なオーディオ・リンガル・アプローチに対して、演繹的なアプローチの手法を採った。語彙や文型の意味を口頭と動作で示し、線画や文字などを使って進めていく。基礎語彙をもとに使用頻度の高いものから段階的に拡大していく特徴を持つ。 |
問3) | この人間学的心理学がCLLの基礎理論となっている。人間の潜在的な可能性を探ったマズローの心理学である。人間性心理学ともいう。 |