日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題
検索カテゴリー
言語と社会の関係
登録日
2009年11月24日
問題
次の文章を読み、各問いに答えよ。
小中学生を対象とした①TIMSS(国際数学・理科教育調査)の2007年度調査によると、日本の中学校2年生の学校外での一日の時間の過ごし方について、「宿題をする時間」「②テレビやビデオを見る時間」「家の仕事(手伝い)をする時間」「③インターネットを使う時間」の平均値が発表されている。
宿題をする時間は、日本人は1.0時間であり、国際平均の1.6時間より0.6時間少なく、また、前回2003年に比べると変わっていない。また、家の仕事(手伝い)をする時間は、わが国は0.6時間であり、国際平均値の1.2時間より0.6時間少なく、また、前回と比べて変わっていない。
問1 文章中の下線部①について、この調査団体はどこか。
1 OECD(経済協力開発機構)
2 IEA(国際教育到達度評価学会)
3 UNICEFF(国際連合児童基金)
4 UNESCO(国際連合教育科学文化機関)
問2 文章中の下線部②について、日本の平均時間、国際平均値、前回調査との変化について、最も適当な組み合わせを選べ。
| 日本の平均時間 | 国際平均値 | 前回比較 |
1 | 2.5時間 | 2.5時間 | -0.2時間 |
2 | 2.5時間 | 1.8時間 | -0.2時間 |
3 | 1.8時間 | 1.8時間 | 変化なし |
4 | 1.8時間 | 2.5時間 | 変化なし |
問3 文章中の下線部③について、日本の平均時間、国際平均値、前回調査との変化について、最も適当な組み合わせを選べ。
| 日本の平均時間 | 国際平均値 | 前回比較 |
1 | 1.3時間 | 0.8時間 | +0.2時間 |
2 | 1.3時間 | 0.8時間 | 変化なし |
3 | 0.8時間 | 1.3時間 | 変化なし |
4 | 0.8時間 | 1.3時間 | +0.2時間 |
解答
問1 2
問2 2
問3 4
問題解説
問1
TIMSSは国際教育到達度評価学会(IEA)が行なう小中学生を対象とした国際比較調査である。OECD生徒の学力到達度調査はPISAと呼ばれる。日本では国際学習到達度とも呼ばれる。