日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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言語教育法・実技(実習)

登録日

2009年05月26日

問題

外国語教授法についての説明として不適当なものを一つ選べ。
 

1.文法訳読法は中世ヨーロッパにおいて、古代ローマ語やラテン語の文献を読むための、いわば教養のための外国語教授法として生まれた。
2.直接法といわれる外国語教授法の数々は、文法訳読法に対する批判、すなわち「話す・聞く」能力が伸びないというところから生まれた。
3.オーディオリンガル・アプローチの原型となったのは、第二次世界大戦中にアメリカ陸軍が行ったASTPといわれる教授法である。
4.コミュニカティブ・アプローチといわれる教授法は1970年代から世界各地で行われ始めた外国語教授法で、言語能力のマスターを目標とする教授法である。

 

解答

4

問題解説

コミュニカティブ・アプローチにおける目標は「伝達能力」の習得である。「言語能力」のマスターを目指すのは、オーディオリンガル・アプローチのことである。

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