日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

検索カテゴリー

言語教育法・実技(実習)

登録日

2009年07月14日

問題

外国語教授法の一つにコミュニカティブ・アプローチがある。その教授の原則に「学習者の誤りは、必ずしも誤りではない」という項目がある。この項目の解釈として最も適切なものを選べ。
 

1.コミュニケーションの本質からいえば、お互いの意志の伝達こそが重要な事柄であり、その際に現れる文法的な誤りは、意志の疎通ができていれば問題はないということ。
2.語彙や文法、発音の点において、日本語学習者が日本語母語話者とまったく同じように発話できないのは、当然であるから、教師はそこまで学習者に求めてはいけないということ。
3.学習者がまだ充分に習得していないことをしようとして誤りを犯すことは、本当は誤りを犯しているわけではないということで、学習者の伝達能力を伸ばすという観点から学習者の誤りを捉えなければならないということ。
4.語彙領域、音声領域、ストラテジー使用領域など、誤りが犯される原因はいろいろとあり、教師は学習者の誤りを分析する際に、一つの領域に限定した形で決めつけてはいけないということ。

 

解答

3

アークアカデミー 日本語教師養成講座 420時間総合コース アークアカデミー 日本語教師養成講座 420時間通信コース

アークアカデミー 日本語教育能力検定試験 対策講座

カテゴリー別

前の問題 次の問題