日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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言語教育法・実技(実習)

登録日

2014年08月19日

問題

*この問題は2006年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。

 

次のそれぞれの記述と最も関係の深いものを選べ。

問1)

第一言語同様、第二言語も「聞く力」が習得されることによって、他の技能も自然に習得されていくという仮説が基盤となり考案された。

  1. CLL(Community Language Learning)
  2. GDM(Graded Direct Method)
  3. TPR(Total Physical Response)
  4. SAPL(Self-Access Pair Learning)

 

問2)

精神力学系のメソッドで、学習者の心理的側面に焦点を当て、外国語学習は自己実現の過程であると考える。学習者の精神的負担を軽減するためにリラックスした教室内の雰囲気作りが重要視される。

  1. VT法
  2. サジェストペディア
  3. ナチュラル・メソッド
  4. ナチュラル・アプローチ

 

解答

問1) 3
問2) 2

問題解説

問1)

聴解系メソッドと言われる教授法群。他にテリルとクラッシェンのナチュラル・アプローチが有名。学習初期の段階では、発話を強制せず、聞くことに専念させるのが特徴。

問2)

他に代表的な教授法としてカランのCLLがある。教師は、権威者ではなく、支援者、推進者としての役割を担う。

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