日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題
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総合問題
登録日
2014年11月04日
問題
*この問題は2005年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。
次の文章を読み、後の問に答えよ。
語には、一つの要素だけからなるものと、複数の要素からなるものがある。複数の要素からなるものについては、一つの語の中で、どのような要素がどのような関係で結合しているかということが問題になる。
文中での働きの違いに応じて形を変える語、すなわち語形変化をする語を活用語という。例えば「食べる」という語は、「食べろ」「食べよう」「食べれば」のような種々の形で用いられる。
また、ある語に接辞などが付加してできる語を( ① )という。例えば「寒(い)」に「さ」という要素が付くと、「寒さ」という語ができる。
問1 文中の( ① )に入る適当なものを選べ。
1 膠着語 2 複合語 3 状況語 4 派生語
問2 次の文の「~ていく」の意味が、他と最も性質の異なるものはどれか。
1 秋が深まっていく。
2 お弁当を買っていく。
3 病気が重くなっていく。
4 だんだんゴミが増えていく。
解答
問1 4
問2 2
問題解説
問2 2番だけが本動詞、順次動作を表す。他は補助動詞で、その過程が増大、進行する変化を表す。