日本語教育能力検定試験「マンボウ」問題

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言語教育法・実技(実習)

登録日

2015年07月07日

問題

*この問題は2006年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。

 

次の教師のコメントは,どのような概念を反映しているか。最も適当なものを選べ。

問1)

「宿題については学習者に時間的余裕がない場合がしばしばあります。それでも宿題が有効なのは,教室外の方が行いやすい活動があるからです。学習者個人だけでなくグループに課題を与え,それを宿題にするなど,より意味のあるアクティビティが可能になるでしょう。」

  1. プロジェクト・ワーク
  2. 学習者オートノミー
  3. プロセス・アプローチ
  4. ジャーナル・アプローチ

 

問2)

「他の学習者の反応は,表出した学習者の新たな言語能力の獲得に貢献する。学習者本人が間違いに気づいたり,新たな表現を学んだりすることがあるので,作文やスピーチのときに学習者同士が感想や意見を言い合う場を作っていきたい。」

  1. アセスメント
  2. ピア・フィードバック
  3. アクション・リサーチ
  4. グループ・ダイナミックス

 

問3)

「教師は,提示部が発話前の段階であるということを認識しておく必要がある。学習者にすぐ言葉で反応しなければならないという強迫観念を与えないように注意し,リラックスして理解活動に集中させることが大切だ。」

  1. サイレント・ウェイ
  2. サジェストペディア
  3. ナチュラル・アプローチ
  4. トータル・フィジカル・レスポンス・アプローチ(TPR)

 

解答

問1) 1
問2) 2
問3) 3

問題解説

問1)

プロジェクト・ワークは,あるプロジェクトを現実の社会活動として実現させていく過程で四技能をバランスよく向上させていくことができる。教室の中だけではできにくい活動が可能になる。

問2)

ピア・フィードバックは,学習者のアウトプットに対する他の学習者の反応である。学習者同士のインターアクションを通して学習効果を上げるものとして他にもPea Review(学習者同士による評価),Pea Edition(学習者同士による訂正)などがある。

問3)

理解優先の方法の有効性を主張したナチュラル・アプローチ。この場合,提示部で「理解可能なインプット」が行われる活動として重要な意味を持つ。

 

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