用語名
文化リテラシー(cultural literacy)
ぶんかりてらしー
用語詳細
リテラシーとは、本来字が読める力という意味であったが現在ではさらに広く「読み取りの力」と捉え、対象を理解し扱える知識・能力という意味でも用いられる。文化リテラシーは、「文化というものを理解し扱う力」として、「文化リテラシー・多文化リテラシー」
の両方を表すものとして用いられる場合もあるが、狭義の文化リテラシーは、多文化リテラシーに相対する概念として用いられる。文化リテラシーという言葉を作ったアメリカのハーシュ(1987)は、ヨーロッパからの文化的遺産を継承するために、アメリカ国民が
必要とするものという視点から、文化リテラシーを説明した。これに対し多文化リテラシーとは、すべての文化を、その違いも含めて理解し、さらには適応する力を表す。
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