用語名

文型教育

ぶんけいきょういく

用語詳細

日本語教育において、文法を学ぶというのは文型を学ぶと言い換えられるかもしれない。特に初級段階では、基本的な文型を習得することが学習の中心課題と言える。各種の日本語教科書は文型を中心に各課が構成されている。初級段階では大枠となる基本的な文型を提示するにとどめるが、中級段階ではもう少しレベルを上げて初級では扱いきれなかった文型にまで広げ、更に上級でより微妙な表現や言い回し、また慣用表現などにまで広げていく。文型教育とは、レベルに合わせて基本から応用まで徐々に、より豊かな表現ができるように積み上げていくことである。

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