用語名

文の成分

ぶんのせいぶん

用語詳細

文を構成する要素のこと。「述語」「補語」「連用修飾語」「連体修飾語」「主題」の五つをいう。このうち中心になるものは「述語」であり、文末に置かれる。述語が要求する成分が「補語」であるが、それには必須のものと、そうでないものとがある。さらに述語をいろいろな角度から修飾するものを「連用修飾語」といい、文中の名詞を修飾するものを「連体修飾語」という。また「太郎が大阪へ行った」と「大阪へは太郎が行った」との違いは前者の文の「大阪へ」を助詞「は」を付けて「大阪へは」と主題化した点にある。このように日本語の文では「主題」も基本的な成分である。主題はふつう文頭に置かれる。

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