用語名

プロセス・ライティング

ぷろせす・らいてぃんぐ

用語詳細

制限作文アプローチ、レトリックアプローチに対する、「書き手が思考を深めることへの軽視」という批判を受けて、1980 年代に提案された作文指導法である。作文とは「構想⇒アウトライン⇒執筆」という、線状の過程ではなく、「新しい考えが生まれてはもと
の考えを練り直す」という過程を繰り返すものだというのが主な考え方である。このアプローチでは、書き手の考えが中心であり、形式的な修正は最終段階に持ち越される。問題点としては、誰に向かって、何のために書くか、という側面があまり重視されていないことがあげられる。
このプロセスアプローチによるライティングをプロセス・ライティングという。

検索インデックス


検索カテゴリー

言語教育法・実技(実習)

アークアカデミー 日本語教育能力検定試験 対策講座