用語名

ボトムアップ処理

ぼとむあっぷしょり

用語詳細

ボトムアップ処理とは言語情報の処理過程で、単語単位、句単位の低次レベルの言語処理から始まり、その認識を集積しつつ、より高次の言語処理へと段階的に進んでいくという方向性を取る処理方法(データ駆動型処理)。逆に高次のレベルの処理から低次レベルの方向へ処理が進むのがトップダウン処理である(概念駆動型処理)。つまり、ボトムアップ処理では、読んでいる文について、それぞれを構成する要素を分析し、認識を成立させていくのに対して、トップダウン処理では、既有知識や仮説などを先行させて読んでいる文を理解していくことになる。

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