用語名

ムード/モダリティ

むーど/もだりてぃ

用語詳細

コミュニケーションに使われる文には、二つの要素が含まれる。一つは「話題の内容」そのものであり、「コト(客観的な素材)」と呼ばれる。もう一方は、「話し手の主観的な心的態度」であり、これがムード(モダリティともいう。)である。「先生はこの本を読むだろう」という文においては、「先生はこの本を読む」はコトであり、「だろう」はムードである。ムードはさらに、コトに対する「対事的ムード」(上記「だろう」はコトに対し
て推量のムードを表している)と聞き手に対する「対人的ムード」(「先生、この本を読んでください」の「〜てください」は依頼を表す「対人的ムードである」)に大別される。ムードは一般的に文末の述語の形式を変えることによって表現される。

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