用語名

柳田国男(やなぎだくにお)

やなぎだくにお

用語詳細

1875 − 1962。本来民俗学者であるが、国語学で方言の研究に業績を残した。『蝸牛考』では、いわゆる方言周圏論を唱えた。デデムシ(近畿)を中心にその外側に「マイマイ」と呼ぶ地域があり、さらにその外側に「カタツムリ・ツブリ・ナメクジ」と呼ぶ同心円ができる、すなわち、古形ほど遠隔地に残存するという説が方言周圏論である。著作に『遠野物語』『標準語と方言』など。

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