用語名

連体修飾節の「た」の意味

れんたいしゅうしょくせつの「た」のいみ

用語詳細

タ形(過去形)の述語は普通「テンス」を表す。この文末でのテンスは「発話時」を基準とするが、これに対し、連体修飾節のテンスは、「文末(主節)の時」を基準とする。この場合、連体修飾節のタ形は主節の時より以前を表し、「完了」の意味になることが多い。この他、連体修飾節のタ形は、文脈によって「状態」の意味を表す。これは形容詞的な用法であり、「ている」形に換えられる場合が多い。

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