用語名

ロドリゲス

ろどりげす

用語詳細

Joao Rodriguez。1561 頃− 1633。1577 年来日。1613 年離日。通訳として活躍し、「通辞ロドリゲス」と呼ばれた。1580 年イエズス会入会。ラテン語の文法をベースにして『日本文典』(1604 − 1608・長崎刊)を著す。マカオに追放された後、1620 年に『日本小文典』を初心者向けに書き上げた。これら二文典は、当時まで口語を体系的にとらえなかった日本語の歴史上注目すべきものである。文法・語彙のみならず、ロドリゲスのポルトガルのローマ字は当時の音韻を現代に残している。

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