用語名

官庁公用文

かんちょうこうようぶん

用語詳細

国または地方公共団体が出す一般の公文書や法令などの文章のことを「公用文」という。上代から明治初期まで、日本の公文書は漢文が正式なものとされてきた。その後、漢字片仮名交じり文がこれに代わったが文語体で難解であった。公用文において口語体の文章が採用されたのは戦後である。日本国憲法制定を皮切りに、文体は「である」体の平易な口語体、用字は漢字平仮名交じり文になった。昭和27 年に「公用文作成の要領」が通知されたが、これが現在に至るまで公用文作成の基準になっている。

検索インデックス


検索カテゴリー

文字表記

アークアカデミー 日本語教育能力検定試験 対策講座