用語名

外国人市民代表者会議

がいこくじんしみんだいひょうしゃかいぎ

用語詳細

川崎市の外国人市民は、在日韓国・朝鮮人を中心に、市総人口の2%を超える。川崎市では1970 年以降、国籍の壁や民族差別をなくすための市民運動が広がりはじめ、80 年代以降の外国人市民の急増を受けて、地域住民のボランティアが拡大した。さらに94 年、付与が大きな世論となったのをきっかけに、96 年、外国人市民代表者会議条例が川崎市議会の全会一致で成立した。
代表者会議は、市長の附属機関として構成され、代表者は審議テーマや運営方法などを自主的に決めて調査審議を行い、結果を毎年市長に報告する。これまでの提言には、教育問題、情報・相談問題、住宅問題、国の制度に関する問題が多い。代表者会議のスローガンは「外国人の住みやすいまちは日本人も住みやすい」であり、活動のキーワードは「要求から参加へ」である。

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