用語名

帰無仮説(null hypothesis)

きむかせつ

用語詳細

統計学の用語で統計的仮説検定を行う場合に必要な概念である。何か特異と感じられる現象が起きた際、それは「偶然」と呼びうることなのか、あるいは異常な事態であるのかを判定する基準が必要である。例えばサイコロを10 回投げて、9回6の目が出たとする。これは偶然の範疇か、あるいはサイコロに細工があったのか、定める基準が必要となる。帰無仮説とは名前の通り、問題を無に帰す、すなわちある出来事は偶然の範疇に収まるものとする仮説である。数理統計では、このような現象を説明する時、まずは帰無仮説を置いて計算を行い、それが極めて小さい(一般的には5%)確率で生じるものだという結論が得られた場合、帰無仮説を棄却(否定すること)により、現象の特異性を実証する。

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