用語名

共時言語学と通時言語学

きょうじげんごがくとつうじげんごがく

用語詳細

ソシュールは、ラングには時という時間の流れに沿って変化する側面(通時態)と時を止めた状態で存在する体系(共時態)との二つの側面があるとした。ソシュール以前の言語学は言語の変化を研究する通時言語学(比較言語学)であった。これに対して、ある一定の時点(例えば現代)の言語の有り様を研究する学問は共時言語学という。ソシュールによって通時、共時の区別が明確にされ、現在の言語の体系を研究する共時言語学が発展した。 

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