用語名

キリシタン資料

きりしたんしりょう

用語詳細

16 世紀後半から17 世紀前半に、カソリックの宣教師達が教理問答や布教活動に伴って必要とした日本語教育のために、国字やローマ字などの文献を九州のコレジオにおいて印刷した。『平家物語』『伊曽保物語』『落葉集』(らくようしゅう)『日葡辞書』(にっぽじしょ)など数多くある。ポルトガル語のローマ字で表記されているものから当時の日本語の発音や、四つ仮名の別、開合音の別などの大体を識ることができ、言語資料としての価値が評価されている。

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