用語名

形容詞

けいようし

用語詳細

人や物の性質や状態を表したり、人の感情や感覚などを表す。活用する。名詞を修飾するのが主な働きである。単独で述語にもなる。動詞を修飾する働きもある。
 ・赤い花が咲いている。 (名詞を修飾する働き)
 ・夕日が赤い。     (述語としての働き)
 ・布を赤く染める。   (動詞を修飾する働き)
学校文法では「形容詞」は、「美しい」「暑い」「高い」などのように言い切りの形が「〜い」のものだけを指すが、日本語教育では、「静かだ」「きれいだ」など(学校文法で「形容動詞」と呼ばれるもの)も、形容詞と考える。両者は、名詞を修飾するときの形が異なるがその他の性質はよく似ているので同じ範疇で扱う。また、形容詞が表す内容によって分類する方法では、ものの性質・状態を表す「属性(性質)形容詞」(安い/丸い/大きいなど)と人の感情・感覚を表す「感情(感覚)形容詞」(うれしい/欲しい/痛いなど)に分けられる。

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