用語名

TPR(Total Physical Response)/全身反応法

TPR(Total Physical Response)

用語詳細

アメリカの心理学者アッシャー(James J. Asher)によって開発された教授法。幼児の母語習得過程を理論的根拠としているので、ナチュラル・メソッドの一方法と考えられている。教師は目標言語で命令し、その動作をしてみせる。学習者は教師の命令通りの動作をしたり、ほかの人が反応したりするのを観察することによって、その意味を理解するようになる。聴解が最優先なので、学習者が自分からその言語を使って何か言いたくなるまで、学習者に発話を強制することはない。文法については、教師の指示に従って動作をするという過程で学習者自らがそこにある文法規則を習得していき、教師は適当な時期にそれらの規則の整理をすればよい。この教授法は学習者が教師の命令通りの動作をしながら学んでいくので、「全身反応法」あるいは「命令教授法」ともよばれている。

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言語教育法・実技(実習)