用語名

状況的学習論

じょうきょうてきがくしゅうろん

用語詳細

教育機関での勉強だけが学習ではない。人間は、社会や地域、集団の中で多くのことを身につける。レイブとウェンガー(1991)は人間が文化的共同体の実践に参加し、社会人として成長していく過程を正統的周辺参加と呼んだ。例えば、徒弟制度がその例として上げられる。親方から特に「教える」という行為がなされなくても、そこには徒弟(学習者)自身の観察・実践を通した学びがある。このような徒弟的制度や社会環境の中での学びを認めるという考え方が、状況的学習論である。

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