用語名

スピーチ・コミュニティ

すぴーち・こみゅにてぃ

用語詳細

特定のことばが特定のコンテクストの中でどのように使われ,どのような社会的・文化的意味が創られるのかを観察するためには、まず、共通のコミュニケーション上のルールへの知識を共有し合う言語使用者の共同体、つまりコミュニティの存在が前提となる。しかしながら、同じ言語を共有していても、実際には複数の言語変種が状況に応じて使い分けられており、一概にコミュニティを定義づけることは難しい。ディスコースと文化の研究の中心的存在であるハイムズは、こうした問題点を踏まえ、「コミュニケーションの行為と解釈に関するルールの知識を共有している共同体」と非常にゆるやかな定義を与えている。

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