用語名

相互依存仮説/発達相互依存仮説

そうごいぞんかせつ/はったつそうごいぞんかせつ

用語詳細

J・カミンズ、M・スワンによって唱えられたもので、ある人が二つあるいはそれ以上の言語を獲得していく場合、その二つの言語は別々に獲得されるのではなく、基底のところで共通し、相互に関係しているという考え方。第一言語が獲得された後に、第二言語が獲得される場合、第一言語の基底にあるものが、第二言語に転移していくとされる。カミンズはこのことを下のような図を使って、説明している。図は相互依存仮説の元となっているカミンズの「二言語共有説」を図示したもの(図は中島和子「バイリンガル児とアイデンティティの獲得」『月刊言語Vol.21 1992』大修館書店より)。カミンズは言語力をBICS(生活言語能力)とCALP(学習言語能力)に分けたが、カミンズによれば、二言語で相互に影響し合うのは主としてCALP の方である。相互依存説に対し、二つの言語が別々に個人の中に存在しているという考え方を二言語分離説という。

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