用語名

アメリカ構造主義言語学

あめりかこうぞうしゅぎげんごがく

用語詳細

サピアとブルームフィールドを中心として文字をもたないアメリカインディアンの言語調査から始まった言語学。1925 年から1950 年ごろまで盛んであった。その主張を簡単に箇条書きする。
 ① 言語は経験・習慣の型である。
 ② 言語は複雑かつ体系的な構造をなす。
 ③ 科学主義(検証可能な発話資料だけを分析の対象とし、メンタリズムを排斥する)。
 ④ 発話資料を帰納的に分析し、言語を記述することを目的とする。
 ⑤ 文法は、要素(item)の配列(arrangement)によって記述できる。
 ⑥ 意味は複雑すぎて扱えないのでできるだけ回避し、文法は要素の置き換えという手段で分析する(直接構成素分析= IC 分析)。

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