用語名

相対評価と絶対評価

そうたいひょうかとぜったいひょうか

用語詳細

テストなどで得た資料を解釈するときに、何を基準とするかによって相対評価と絶対評価に分けられる。
相対評価は、個人の属する集団の成績を基準にし、それとの比較によって評価する方法である。いわゆる五段階評価がこれにあたる。教師の主観が入らない、集団内での個人の位置が明確に示せる、などの長所があるが、個人の努力が評価されにくい、目標への到達度がはっきり分からないのでフィードバックに役立たないなどが短所と言える。
絶対評価は、目標への到達度などある一定の基準に照らして評価する方法である。100点満点の80 点をAとして、全員がAとなっても構わないというものである。長所と短所は相対評価と逆になるが、特に基準の設定が難しく、教師の主観に左右されやすいことが短所として挙げられる。

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