用語名

中国帰国者定着促進センター

ちゅうごくきこくしゃていちゃくそくしんせんたー

用語詳細

1972 年(昭和47 年)の日中国交正常化に伴う残留日本人孤児の本格的な訪日開始を受けて、厚生省(中国孤児等対策室)の帰国受け入れ制度がスタート。残留邦人とその同伴家族への日本語教育は、高年齢化や中国での教育年数、さらに中国的な生活様式への固執、学習条件、環境その他の面でかなり特殊であるため、専門的に扱うことが必要とされた。日本社会に適応するため、1984 年(昭和59 年)に埼玉県所沢市に「中国帰国孤児定着促進センター」が開設された。これら国費帰国者に対して4ヵ月間の基礎日本語と生活習慣の研修が行われるようになった。1994年に「中国帰国者定着促進センター」に名称が変更された。

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