用語名

超分節音現象

ちょうぶんせつおんげんしょう

用語詳細

音声は一つ一つの音(=分節音、単音)が連結してできているため、音声現象としては、分節音に起こる現象と、分節音が連結した単位(音節、語、句など)に起こる現象(=超分節音現象、プロソディ)に分けられる。例えば、「はしご酒」という単語において、「さけ→ざけ」([s]→[z])に変わるのは分節音の現象である。一方1単語の中ではアクセントは一度下がれば二度と上がらないという規則に沿うように「さけ」のアクセントが変わって、「はしござけ」が一つのアクセント単位にまとまる。これが超分節音現象である。超分節音現象には、アクセント、イントネーション、リズム、ポーズ、プロミネンスなどの現象が含まれる。

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