用語名

ドナルド・キーン(Donald Keene)

どなるど・きーん

用語詳細

アメリカの日本文学研究者、文芸評論家、翻訳家。大戦中は米軍にて日本語通訳官をつとめ、戦後は日本文化の欧米への紹介者として多くの著作を残した。近松門左衛門、松尾芭蕉、三島由紀夫など古典から現代文学まで幅広く研究し、英語版の万葉集や19 世紀日本文学、中国文学のアンソロジーの編纂にも関わった。1976 年からは、日本語版、英語版それぞれの『日本文学史』を刊行。コロンビア大学で教鞭をとる傍ら、朝日新聞社客員編集委員など日本国内役職も多数兼任し、「ドナルド・キーン日本文化センター」も設立した。文化勲章受賞。文化功労者。
東日本大震災の翌2012年,日本に帰化して日本国籍を取得。
2019年2月24日没。

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